1. 総括
5月7日時点のグローバル市場は、米FOMCの結果と米中貿易協議を巡るニュースで方向感を欠いています。日本株は8日続伸の後小反落し、米主要株価指数も貿易不透明感から調整局面です。為替相場では安全資産の円が買われ、ドル/円は一時142円台まで円高が進みましたが、その後協議進展期待で143円台を回復するなど、変動が大きい状況です。市場全体に慎重なムードが広がり、ボラティリティ指数(VIX)も20台中盤で推移しています。
2. ファンダメンタルズ
2.1. 米国株式市場の動向
米国株式市場では、主要3指数(ダウ平均・S&P500・ナスダック総合)が軟調です。5月6日まで2日続落し、ダウ平均は前日比389ドル安と調整色を強めました。S&P500も1%以上下落しています。
背景には米中など貿易交渉の不透明感があり、米政権要人の発言にもかかわらず合意時期が見通せません。トランプ大統領は「今後2週間で通商ディールを精査する」と述べ、7日には対中関税(計145%)撤回に否定的な姿勢を示しました。ただ今週末に米中高官協議が予定され、進展期待も残ります。
また、5月6~7日のFOMC(米連邦公開市場委員会)では市場予想通りFF金利を4.25~4.50%に据え置く決定となりました。しかし声明で経済の不確実性に言及され、パウエル議長も「予防的行動をとる状況ではない」と記者会見で述べています。State Streetのシニアストラテジストは声明について「市場の想定より幾分タカ派」と指摘し、FRBはデータや通商問題の明確化まで長期据え置きとの見方を示しました。これにより利下げ期待が後退し、金融相場の追い風減少が株式の上値を抑える要因となっています。
米市場のセクター動向を見ると、トランプ氏の示唆した医薬品関税方針を嫌気してヘルスケア株が急落しました。6日のS&P500ではヘルスケア指数が-2.8%と11セクター中最大の下落率を記録し、モデルナ株が-12.3%、イーライリリーも-5.6%の大幅安となっています。一方で電力大手コンステレーション・エナジーは好決算を受け10.3%上昇するなど、個別企業の業績によって明暗が分かれる展開です。
2.2. 日本株式市場の動向
日本株式市場では、5月7日に日経平均株価が8営業日ぶりに小反落し、前日比51円安の3万6779円で取引を終えました。
朝方は米中関税協議再開の報道を受け上昇して始まったものの、その後は材料出尽くし感から伸び悩み、FOMC結果公表を控えて様子見姿勢が広がりました。連日続いた上昇の一服で方向感に欠ける展開ですが、下げ幅は限定的で市場の底堅さも伺えます。
業種別では、円高進行を受け自動車・機械など輸出関連が冴えない一方、不動産・陸運・情報通信など内需株が買われています。連休中にドル安・円高が進行し、日本市場の前週末終値時点(4月下旬)からドル/円は約2円の円高となったことで輸出株の上値が重くなりました。一方、内需株は米関税問題に伴う過度な景気不安の後退を背景に底堅く、TOPIXは小幅ながら0.3%上昇しました。
個別では、日本の商社株が上昇しました。著名投資家ウォーレン・バフェット氏が日本の主要商社5社を長期保有すると発言し、丸紅が一時+6%高になるなど買いを集めています。逆に医薬品セクターは、トランプ米大統領が今後2週間以内に医薬品への関税方針を発表すると述べたことで売り優勢となりました。今後は国内企業の決算発表にも注目が集まり、特に本日予定されるトヨタ自動車の業績発表は市場センチメントに影響を与える可能性があります。
2.3. 為替市場の動向
ドル/円(USD/JPY): 米ドルと円の力関係は、米金融政策と市場のリスク志向によって大きく左右されています。連休中にリスク回避の円買いでドル/円は一時142円台まで下落しましたが、その後米中協議期待やFOMC通過で持ち直し、7日NY終盤では1%高の143.84円と4日ぶりに反発しました。FOMCで利下げ見送り(政策金利4.25~4.50%据え置き)となり、日米金利差の維持が意識されたことがドルを下支えしています。一方、安全資産としての円需要も根強く、IMM通貨先物では円の買い越しがデータ史上最大水準まで積み上がっています。これは市場が将来の円高を見込んでいる表れです。
ユーロ/ドル(EUR/USD): ユーロは対ドルで底堅さを維持しています。足元では1ユーロ=1.13ドル台前半で推移し、7日には4営業日ぶりに反落しました。もっとも、欧州中央銀行(ECB)は依然インフレ抑制に注力しており、米国より引き締め的な政策スタンスが続くとの見方がユーロを支えています。IMMではユーロの買い持ち高が107.9億ドルへ拡大し、投機筋はユーロ高に賭ける動きを強めています。米ドルの先高観が後退する中、ユーロは主要通貨の中で相対的に強い通貨となっています。
ポンド/ドル(GBP/USD): 英国ポンドは米ドルに対してやや上値の重い動きです。7日終盤は1ポンド=1.3310ドルと0.52%の下落となり、8日発表の英中銀MPCでの0.25%利下げ観測が織り込まれています。英国ではインフレ率が依然高水準なものの景気減速が懸念され、金融緩和への転換期待がポンドの重しです。ただIMMではポンドの買い持ち高が20.1億ドルに増加しており、ポンドは依然として対米ドルで買い越し姿勢が優勢です。これは英経済のソフトランディング期待や、米ドル全面安観測を反映したポジションと考えられます。
カナダドル/円(CAD/JPY): カナダドルと円のペアは、グローバルな景気動向や資源価格に敏感です。足元では105円前後のもみ合いが続いており、米中通商の行方に一喜一憂する展開です。貿易摩擦への警戒が高まった局面では円買い・カナダドル売りが進みやすく、安全志向が強まるとCAD/JPYは下押しされます。反対に、貿易協議進展で市場心理が改善するとカナダドルが見直され、資源高も相まってCAD/JPYは持ち直すでしょう。実際、6日のNY原油先物WTI価格は1バレル=59.09ドルに反発しており、資源国通貨であるカナダドルの下支え材料となりました。もっとも、IMMではカナダドルの売り越しが約48.6億ドルと高水準で、投機筋は慎重姿勢を崩していません。金利面でもカナダ中銀は政策緩和に慎重ながら利上げ局面を終えており、日加金利差は今後縮小方向と見られるため、中長期的なCAD/JPYの上昇余地は限定的と考えられます。
3. テクニカル分析
a) 短期(4時間足、1時間足)
為替市場(短期・4時間足/1時間足): 短期的には為替相場の変動が大きく、テクニカル指標も急な値動きに反応しています。ドル/円の1時間足では、直近の急伸によってストキャスティクスが80台後半の高水準に達し、買われ過ぎを示唆しています。%Kが%Dを上回る強気シグナルを維持していますが、乖離幅縮小も見られ、短期的なピークに注意が必要です。MACDはゼロライン付近からシグナルを上抜き、上昇トレンド転換を示唆しています。先行移動平均線(DMA)は短期線(3期間先行)が長期線(25期間先行)を上抜き、短期トレンドが上向きに転じたことを示します。以上より短期トレンドは上向きですが、144円前後にレジスタンスが控えており、一旦反落する可能性にも留意すべきです。ユーロ/ドルの1時間足も、直近の下落でストキャスが50近辺まで低下し中立圏に入りました。MACDはシグナルとデッドクロスしかけており、短期的に上昇モメンタムが弱まっています。ポンド/ドルはイベント待ちで1.33ドル台での持ち合いが続き、指標も方向感のない状態です。カナダドル/円は、リスク感応度が高いため乱高下しましたが、現在は105円近辺で落ち着きつつあり、ストキャスやMACDもニュートラル圏で推移しています。
株式市場(短期・4時間足/1時間足): 株式指数も短期チャートでは神経質な値動きです。日経平均先物の4時間足では、連日の上昇でストキャスが90近くまで達していたものの、7日の調整で80台に低下し始め、過熱感がやや和らいでいます。一方、S&P500先物の1時間足では急反落の後にストキャスが20近辺まで低下し売られ過ぎを示現しましたが、その後の反発で30台に戻しつつあり、短期的なリバウンド余地を示唆しています。MACDを見ると、日経平均の短期MACDはシグナル線と交差寸前で横ばい、上昇勢いが一服しています。一方、NYダウの1時間MACDは依然マイナス圏ながら上向きに転じ、下落モメンタムの弱まりを示しています。DMAでは、主要株価指数とも短期DMAが長期DMAを上抜いて推移しており、短期トレンドは上向きを維持しています。ただ戻り売り圧力も強く、直近高値を超えるには出来高を伴ったブレイクが必要でしょう。
b) 中期(日足)
為替市場(中期・日足): 日足チャートでは、各通貨ペアのトレンドの強弱が見えてきます。ドル/円の日足は、142~145円台でレンジ推移しており、中立的な形状です。ストキャスティクスは%Kが50前後で%Dと交差しており、明確な売買シグナルを欠いています。MACDはわずかにマイナス圏でしたが、直近の反発でヒストグラムが縮小し、ゼロラインに向かっています。DMAでは短期線が長期線に接近しつつあり、今後のブレイク方向を伺う展開です。ユーロ/ドルの日足は上昇基調が続いており、ストキャスは80付近の高水準から若干低下し始めたものの、依然買われ過ぎ圏です。MACDはプラス圏で推移し強含みを維持。DMAでは短期線が長期線を上回り、ユーロ高トレンドの継続を示唆します。ポンド/ドルの日足は1.30~1.34ドルレンジ内で方向感に欠け、ストキャスやMACDも中立的です。DMAも短期線と長期線が収斂し、トレンドレスな状態です。カナダドル/円の日足は4月末からの下落で一時弱含みましたが、直近持ち直しつつあります。ストキャスは20台の売られ過ぎ域から上昇に転じ50付近へ達しました。MACDも依然マイナス圏ながら下落幅が縮小しています。DMAでは短期線がなお長期線を下回っていますが差は縮小し、トレンド転換の兆しも見え始めています。
株式市場(中期・日足): 株式指数の日足では、日本と米国で異なる勢いが表れています。日経平均の日足チャートは明確な上昇トレンドで、ストキャスは80~90の高水準を維持しつつ若干鈍化しました。MACDは強いプラス圏で推移し、シグナル線との乖離も大きく上昇モメンタムが継続しています。DMAでは短期先行線が長期先行線を大きく上回り、上昇トレンドに安定感があります。米国のS&P500指数の日足は、4月末から5月初にかけて上昇一服後、ストキャスが80超から70台へ低下し始め、調整局面入りを示唆します。MACDもプラス圏ながらヒストグラムが縮小しており、勢いが弱まりつつあります。DMAでは短期線と長期線の乖離が縮小し、上昇トレンドの勢いが減退しています。もっとも、NYダウやナスダック総合も含め主要サポート(例えば50日移動平均線)上は維持しており、中期上昇トレンド自体は崩れていません。
c) 長期(月足、週足)
為替市場(長期・週足/月足): 長期のチャートでは、為替相場の大局観が把握できます。ドル/円の週足・月足では、2022年に付けた152円前後の高値圏に近づくほど上値が重くなっており、中長期的なレンジ相場の様相です。ストキャスティクスは週足で70付近と高めですが横ばい推移し、明確な買われ過ぎ・売られ過ぎシグナルは出ていません。MACDはプラス圏で横這い、長期トレンドの勢いはやや停滞しています。先行移動平均線(DMA)も短期線と長期線が収束し、方向感の定まらない展開です。ユーロ/ドルの月足は、2022年のパリティ割れから反発し、中長期的な底打ちと上昇基調が見られます。ストキャスは50~60台で上向き、MACDもマイナス圏からゼロラインに接近しつつあり、長期下落トレンドの転換を示唆します。ポンド/ドルの週足は、Brexit後の長期安値圏(1.05ドル台)から回復しましたが、1.35ドル付近で戻り待ちの売りも意識されます。ストキャスは60程度で推移、MACDは小幅プラスとなり、長期レンジ内での反発局面です。カナダドル/円の長期チャートは概ね90~120円のレンジ内で推移しており、現在はその中程に位置しています。ストキャスやMACDは中立的で、大勢に変化はみられません。
株式市場(長期・週足/月足): 株式市場は長期的に上昇基調を維持しています。日経平均の月足を見ると、バブル期高値の38915円に迫る水準まで上昇しており、数十年ぶりの高値圏です。ストキャスティクスは月足で80台後半と過熱感を示していますが、明確な反転シグナルは出ていません。MACDも強いプラス圏で推移し、長期的な上昇トレンドが持続しています。米国の主要株価指数(ダウ平均・S&P500・ナスダック)の週足でも、2024年に史上最高値を更新した後も高水準を保っています。もっとも直近では貿易摩擦などから上値が重くなり、ストキャスは三指数とも80前後から緩やかに低下し始めています。MACDも週足ベースでピークアウトの兆しが見られ、ヒストグラム縮小が進行中です。とはいえ50週移動平均線など主要サポートは依然上回って推移しており、長期的な上昇トレンド自体は維持される可能性が高いでしょう。長期トレンドとテクニカル指標の乖離に注意しつつ、中長期の押し目買い意欲は依然強いと考えられます。
4. センチメント/投機筋ポジション動向
市場センチメントと投機筋ポジション: 市場心理を示す客観的な指標にも注意が必要です。まず恐怖指数(VIX)は24前後と、平時より高めの水準で推移しています。これは投資家のリスク回避姿勢が強まっていることを意味し、直近の貿易摩擦や金融政策の不透明感がボラティリティ上昇に現れています。一方で株式市場の騰落レシオやプット・コールレシオなどを見る限り、極端な悲観には至っておらず、調整局面ながら投資家心理は中立~弱気程度にとどまっています。
為替市場では、通貨強弱のヒートマップから直近1週間で安全通貨の円・スイスフランが最も強く、資源国通貨のカナダドル・豪ドルが最も弱い傾向が見られます。米ドルは序盤に売られたもののFOMC後に買い戻され、中位の強さです。ユーロとポンドも対米ドルで底堅く推移し、相対的に強いグループに入っています。実効為替レートでも円は強含みで推移しており、5月7日時点の円名目実効レート指数は82.15と直近高値圏にあります。
IMM通貨先物のポジション動向にも市場心理が表れています。CFTCの集計によれば、主要通貨に対する米ドルのネットショート(合成ポジション)は170.5億ドルに達し、3週連続で拡大しました。特に円の買い越しは157.4億ドルと1992年以来の高水準で、投機筋は円高方向への思惑を強めています。ユーロやポンドも買い越し幅を拡大する一方、カナダドルは48.6億ドルの売り越しで横ばいとなっており、投機筋はリスク回避時にドルや円、ユーロを買い、景気敏感通貨を売る姿勢を継続しています。こうしたセンチメント指標から、市場全体に慎重姿勢が広がりつつあるものの、極端なパニックには至っていない微妙な心理状況が浮かび上がります。
5. 本日の注目イベントと戦略
a) 経済指標スケジュール、要人発言予定、テクニカル水準
本日5月8日(木)は重要イベントが続きます。日本時間16:00頃に英中銀(BOE)の金融政策委員会(MPC)結果発表が予定されており、政策金利の0.25%引き下げ(現行4.50%→4.25%)が見込まれます。米国では21:30に新規失業保険申請件数など労働関連指標が発表予定で、米景気動向の手掛かりとなるでしょう。また、中国では週末に米中通商協議が控えており、その関連報道にも注意が必要です。テクニカル上の注目水準として、ドル/円は144.50円前後にレジスタンス、142.50円近辺にサポートが存在します。日経平均は心理的節目の37000円が上値ターゲット、下値は25日移動平均線のある36400円前後が支持帯となりそうです。米S&P500指数は5750前後に目先の壁があり、5500付近が押し目の目処として意識されています。
b) 株式:注目セクターや地合いの見通し
東京株式市場では、内需・ディフェンシブ系セクターに強さが見られます。不動産や鉄道・通信など国内需要関連は円高メリットや景気不安後退を背景に物色が続きそうです。一方、自動車など輸出株は円高や米関税リスクを嫌気して上値が重く、短期的に出遅れる可能性があります。商社株は引き続き海外投資家の買いを集める展開が予想されます。バフェット氏の長期保有発言で投資家マインドが改善し、商社株への見直し買いが入りやすいでしょう。半面、医薬品セクターは米政権の動向を受け軟調で、慎重姿勢が必要です。
米国株式市場ではセクター間で明暗が分かれています。直近ではヘルスケア指数が-2.8%と大きく下落し、公益事業などディフェンシブ株へのローテーションが観察されました。ハイテク株も決算内容に敏感で、企業ごとに値動きが分かれています。半面、米娯楽大手ウォルト・ディズニーは1-3月期決算が市場予想を上回り、動画配信やテーマパーク事業の好調が確認されました。これはメディア・コンテンツ関連株に追い風となり、本日の米株市場で投資家心理を下支えする可能性があります。市場全体の地合いとしては、NYでは値下がり銘柄数が値上がりを上回る日が出始め、調整色が強まっています。ただ押し目買い意欲も根強く、急激な崩れは想定しにくいでしょう(信頼度80%:下値では買い支えが入るため)。東京市場でも値上がり銘柄数が値下がりを上回る状況が続いており、全体として良好な地合いが維持されています。外部環境の不透明さに注意しつつも、ファンダメンタルズが良好なセクターへの選別物色が続く見通しです。
c) 為替:短期的な売買戦略
短期トレーダー向けには以下の戦略が考えられます。
- ドル/円: 142~144.5円のレンジ圏を想定し、上限では戻り売り、下限では押し目買いの逆張り戦略が有効です。レンジを明確にブレイクした場合は順張りに転換します。例えば144.5円超えでは買い追随(目標146円)、142円割れでは早めに損切りしてさらなる円高(140円方向)に備えます。
- ユーロ/ドル: 基本は押し目買いスタンスです。1.127~1.130ドル付近への下押し局面では買いを入れ、直近高値の1.14ドル前後で利食いを検討します。ストップは1.125ドル割れに設定。上抜け時は順張り買いで1.15ドルを目指す展開に備えます。
- ポンド/ドル: BOE結果待ちにつきイベント通過までは大きな勝負を避けるのが賢明です。発表後は値動きに追随します。利下げが織り込み済みなら材料出尽くしでポンド高反転もあり、1.3350ドル突破なら買い対応、逆に想定以上にハト派なら1.3200ドル割れで売りに追随します。いずれにせよ急変に備えストップを厳格に置くことが重要です。
- カナダドル/円: リスクムード次第で変動しやすい通貨です。極端なリスクオフが和らぐ局面では押し目買いを検討し、104円台前半までの下落時に拾って106円前後で利確するイメージです。損切り目安は103円割れ。一方、リスク悪化時は無理な逆張りを避け、下落トレンドが落ち着くまで待機する柔軟さも必要でしょう。
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